電気温水器のご案内
電気温水器とは
電気を利用してお湯を沸かし、タンクに貯めておく給湯機です。
深夜電力を利用するため低コストでお湯を沸かすことができます。
タンクにお湯を貯めるので災害等の緊急時にお湯(水)を使うことができます。
火を使わないのでニオイや騒音もありません。
またCO2の排出も無いため環境にやさしい安心・安全な給湯機です。
使用湯量目安
ご家庭に最適なタンク容量をお選び頂く事でより一層の省エネが期待できます。
下記表は一般的な使用湯量です。
家族人数 | 対応する タンク容量 |
お湯の使用料の目安(42℃換算・冬季) | 合計 |
浴槽湯張り + シャワー + 洗面・台所 | |||
5~7人家族 | 550L | 1回(200L)+7回(560L)+洗面・台所(150L) | 910L |
4~5人家族 | 460L | 1回(200L)+5回(400L)+洗面・台所(150L) | 750L |
3~4人家族 | 370L | 1回(200L)+4回(320L)+洗面・台所(150L) | 670L |
■ 試算条件:タンク内湯温80℃・給水水温5℃・シャワー温度42℃・浴槽湯張り温度42℃として計算。
◎浴槽容量200Lとして計算。
◎シャワー流量は高圧力型で1階給湯時を想定し、毎分10L、1回で平均8分間浴びるものとして計算。
◎洗面・台所は、1日に150L程度のお湯を使うと想定。
電気温水器の主な種類
形状
電気温水器の形は大きく分けて丸型と角型の2種類になります。
ですが、機能は全く同じものです。
・丸型:配管が本体の外にあり、メンテナンスがしやすい。
・角型:配管が本体の中にあり、日光や猫の影響を受けにくい。
容量
戸建て用の本体容量は主に370L、460L、550Lの3種類です。ご自宅の使用湯量に応じてお選びいただけます。目安としては以下になります。
・370L:おおよそ 3~4人家族向け
・460L:おおよそ 4~5人家族向け
・550L:おおよそ 5~7人家族向け
・200L、150L:ワンルームマンション向け
その他のタイプ
自動風呂給湯タイプ
電気温水器は、上記以外にも自動風呂給湯タイプがございます。
フルオートダブル追炊き、フルオート、エコオート等があります。
別売リモコン
ご希望に応じて温水器にリモコンのお取り付けができます。タンク残湯量が5段階で表示できます。
時間帯別電灯契約の場合、沸き増し機能がご利用できます。
自動風呂給湯タイプはインターホンタイプとベーシックタイプからお選び頂けます。
マイコンレスタイプの温水器にはお取り付けできません。
電気温水器の設置工事
当社では、必ず設置作業員が現場にお伺いし、お見積もりを行います。
電気温水器設置工事は、メーカー保証のできる標準工事を行います。
安心してお任せください。
標準工事って?
標準工事とは、メーカーが保証できる標準的な工事のことで、 指定された部品や部材を仕様通りに取り付けていることなどです。
例えば、据付工事説明書のように施工しているか、 本体がしっかりと固定してあるか、等です。
取付工事
前述の通り、取り付けは標準工事を行います。
基礎工事
電気温水器に適した基礎が無い場合、当社にて頑丈な基礎を作成します。
地面下に割栗石を打ち込み、コンクリートを流します。固まったら電気温水器を固定します。
アンカーボルトでの固定
本体の固定は、国土交通省告示第1447号に適合した設置工事です。
基礎と本体をボルトで固定し、地震等での本体のズレや転倒を防ぎます。
しかし基礎がしっかりと打ち込まれていないと転倒のおそれがあります。
当社では、頑丈な基礎にアンカーボルトで固定しております。
電気温水器 配管図
部品説明
・温水器専用止水栓:温水器へ入る水を止める。
・減圧弁:水道の圧力を調整する弁
・逃し弁:オーバーフローの圧力を逃す弁
・排水栓:温水器の中の水(お湯)を抜くための栓
・ホッパー:逆流防止用の排水受け皿
取替工事の流れ
工事の流れは、見積もり→ご契約→工事の順で行います。
標準的な工事であれば1日で完了し、当日の夜にはお湯が使えるように致します。
取替工事の流れをご説明させて頂きます。
見積もり
当社では、必ず作業員が現場にお伺いし、お見積もりを行います。
どのタイプの温水器がよいか、どのように設置するか等、ご相談させて頂きます。
ご契約後
工事が決まりましたら、施工前にお時間等のご連絡を致します。
工事 step1.撤去
まず温水器からお湯(水)を抜きます。
各配管の撤去後、本体の撤去・搬出を行います。
工事 step2.基礎
基礎の状態により、補修・かさ上げ工事等を行います。
(元の温水器と違う場所に設置する場合は、前もって基礎工事を行います)
工事 step3.設置&取付
温水器を基礎に置いたらアンカーボルトを打ち込み、しっかりと固定します。
水配管、お湯配管、排水管、各部品を取り付けていきます。
本体に水を入れましたら、アース、200V配線等の工事を行います。
完了
保温・凍結防止の保温材を各配管へ取り付けて完了となります。
完了後、お客様へ工事・取扱のご説明をさせて頂きます。
リモコン工事について
後からでもリモコンの取付工事は行えます。
温水器の工事後に「やっぱりつけたい」となっても大丈夫です。